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2011年 12月 17日
奈良では春日大社若宮さまの「おん祭」。 神様が年に一度山から降りて来られ、丸一日この世に滞在される。 神を運ぶ「遷幸の儀」では、静けさの中にありありと神の存在を体感できるのだとか。 漆師、赤木明登さんの感じる「漆」もそのようなものである。 山から下りてくる人間の叡智をこえたエネルギー。 生き生きとしたイメージが本来の漆なのだ。 それは、”やきもの”の侘び寂びの世界観、 滅びゆくことを美しいと感じるベクトルとは反対のもの。 生命は闇の中から生まれる。 漆黒に沈んだ光こそ、まさに漆の艶そのもの。 「おん祭」の話に戻ると、 神様が滞在する24時間の間には、神様に楽しんでいただこうと 神楽や猿楽や狂言…あらゆる芸能でもてなす。 芝居の起源である。 神様に向けて演ずるものであって、人は舞台の後ろや横から少し見る。 このことから、人間がごはんを食べるということは、 まず神様に差し上げて、その残りをお分けいただくというものなのではないのか。 お椀の形が古来より、捧げ持つ形というのも納得がいく。 お椀には、感謝と祈りの心が込められている。 持つたびに、それを思い出す。 お椀にはそういう大事な役割がある。 また、漆には森の力と安らぎ感があり、 漆のお椀で食事をすると心が豊かになる。 赤木さんの漆のお椀…欲しいなぁ!!(←物欲で心が豊かになれるのか??笑) お話の後、能登の美味しい魚(カマス)の干物とお酒(白菊)をいただきました。 赤木さんの奥様の智子さんが、お酒注いでくださいました。 赤木さんは、モヒカン頭で着物。でもすっごくかっこいい!! 奥様は、明るく可愛らしくお優しかった!! お二人とも清々しさを感じさせる雰囲気をお持ちです。 お会いできたことに感謝。 沈みがちな心を明るい場所に引っ張り上げていただきました。
by dec1224
| 2011-12-17 20:27
| かーちゃん
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