「瑞気(ずいき)」とは「めでたい気」「新鮮で、かつ美しい気」という意味ですが、昔の人は、この「瑞気」をいかに家や体に取り込むかに苦心したものです。
たとえば神棚に飾る榊(さかき)は、「栄える樹」で「サカキ」。
榊の持っている、常に栄え続ける瑞々(みずみず)しい気を家の中に取り込むために飾る。
魂をいかに健康に活発化するかということを大切にしました。
家に「瑞気」を呼び込むのは、魂に活力を与えるための行為です。
「喜び」の笑い声は「瑞気」を呼びます。
「瑞気」を呼ぶと家が栄えます。
笑うことが大切で、神様もよくお咲(わら)いになることが『古事記』にも書かれています。
明るく笑っておおらかにすごし、魂が健全であれば、自ずと、めでたいことが玄関先に集まってくる