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2009年 06月 11日
新聞の広告に
大人にしか歌えない歌。 大人にこそ、しみる歌。 と、あったけれど、 確かに、確かに。 前もちょっと心配になっちゃったけれど、 今回は、「生きる」ということがテーマだから、 その対極にある「死」というテーマも随所に出てくる。 「ママの一番長い日」なんかは、娘が嫁ぐ日を待たず死んじゃった父親が、 残した家族を見守りながら、天国で歌ってる歌だし、 「LIFE」では、”たとえばこの世と別れるその日が来たとき”・・・だとかね。 そういうことを考える歳になってきたということなのかな。 たとえばこの世と別れるその日が来たとき 笑えたら良いね 名残は尽きないけどまたいつか会おうねと じゃあまたねって たとえばふらりとお茶でもよばれるみたいに この世に生まれ 四方山話に花を咲かせてまたふらりと 帰って行く そんな風に生きられたらいい 喜びや悲しみや生きる痛み 切なさや苦しさもそれはそれとして OH MY LIFE あなたがそばにいる それだけで 他にはなにもいらないと思う (以下、LIFEのライナーノーツより抜粋) もう20年以上も僕のこころに潜んでいる「喫茶去」という言葉。 「喫茶去」は「一期一会」と同じく茶の湯のこころから出た言葉らしい。 「人生なんてそう重苦しく考えなくて良いんだよ、例えばひょいと庭先から部屋に入ってきて、 お茶でも一服して、なにやら話などして、お、そろそろゆくか、じゃあまたねと去ってゆく。 そういうものだよ」と。 何処かしら老荘思想の、或いは古い道教の香りのする死生観だが、どこかやんわりと 飄々と吹いてくる泰然の気が羨ましくなる。 いや、この世を生きることは実際これ程のんびりしたものではない。日々心配事は現れ、 不安は募り、孤独にさいなまれ、自信をなくし、自らに苛ついて毎日を生きるものだ。 ああでなくてはいけない、こうでなくてはいけない、と私たちの欲に限りはないが、 では結局、ありとあらゆるものを削った後に残る、一番大切な物さえ、たったひとつそこに あればそれで十分じゃないか、と思うのだ。 飄々と淡々と生命を称えながら大切な人を守って生きているという奇跡。 これほどの贅沢はないのだ、と気づいたとき、小さくて冴えない私の人生が、 誰にも気づかれない美しい光を放つのである。 だから、力むな、まあ、大体幸せなら、それでいいじゃないか、と歌ってみた。 勿論自分に言い聞かせているのである。 たとえばふらりとお茶でもよばれるみたいに この世に生まれ 四方山話に花を咲かせてまたふらりと じゃあまたね 飄々と淡々と・・・・・までは、まだまだいろんな山を超えなくっちゃ。 それでも、無理かも。 欲は限りなくあって、なかなか削れずにいるし。 だけど、憧れるなぁ。
by dec1224
| 2009-06-11 17:45
| さだまさし
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