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2010年 11月 20日
まっさんのコラム。
責任を持って何かを判断するのは難しいというお話。 最近、「責任を持って」ということを考えるので、 より考えさせられた内容。 裁判員制度。 ”死刑”か”無期”かのどちらかを決めなければならないとしたら・・・ 心ある人であれば”人を裁くという事”にある種の恐怖と躊躇を覚えるはず。 玄人でも難しい「死刑か無期か」を法律の素人集団にゆだねるのは無理。 こうしてこの国はどんどん本当の意味での専門家を失いつつある。 法律を決める代議士や議員には国家試験がない。 国家試験の代わりに「国民が選ぶ」”選挙”があるのだ、ということになるが、 当の国民に強い責任感が全くないので、救いがたい。 愚民によって”何となく選ばれた”国会議員の集団が育った。 選ぶ国民がこういう有り様なので当然選ばれた側にも ”国のために命を捨てる覚悟”が希薄な人が多く、自分中心。 結果、政府は力の強い諸外国には自分の政治責任が及ぶ間は 愛想笑いして、取り敢えず問題を先送りしてしまう癖がついたわけだ。 弱腰外交と言うより、全くの無策であり、まるで屈辱を味わいたいための 環境整備を行っているような有り様。 政治家とは国に命を捧げる人たちであるべきだ。 政治家が自らの命を惜しんでると、いずれ国を守るために国民が 命を差し出すことになるのは歴史の常だ。 そんな判断すら出来ない政府に日本の未来をどう託せばいいのだろう。 しかし、選んだのは国民自身である。 選挙は裁判員になって”死刑”選択するよりも難しく、 さらに大切なことだと気づくべき。 まことに責任を持って判断するのは難しい。 選挙が大切だという事はわかるんだけど、 この人!っていう人がいない。 愚民の鏡の政治家候補たち。 うーーー ”国に命を差し出す”・・・だから今、龍馬なのか。
by dec1224
| 2010-11-20 20:27
| さだまさし
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