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2010年 12月 12日
妹:福山(雅治)のライブチケットが取り難い。
私:”夢の三競演”のチケットが取り難い。 妹:何やのそれ? 私:”夢の三競演”といえば、文珍、南光、鶴瓶やがな・・・ そう、一般では取れなかった人気のチケットをなんとか手に入れて、 ゴージャスでファンキーな、お三人さんの落語会。 ファンクラブコンサートでまっさんや談春さんの生落語をきいてから、 これはおもしろいと落語に興味を持ち始めてから、初の落語会です。 桂文珍さんは紫綬褒章を受章されたそうですね。 「普通は落語協会の会長になって、紫綬褒章という流れです。 この人は落語協会に何も貢献せず、ご本人の努力、実力で取らはった」 南光ちゃんがそう言うてました。 さすがに話術は上手ーい。(←素人が偉そうですんません) 話の間や流れも心地よく、後からじんわりと笑えます。 新作落語の「あこがれの養老院」。 養老院の仲良しおじいちゃんふたりが目の検査をする。 「はい、この検眼表から離れてな。はい、そこ。目片方蓋して、な」 「この輪っかの左の開いてるのん、どこが開いてる~?」 「ひだり~」 「次いくで~、こっちの上の開いてるのん、どこが開いてる~?」 「うえ~」 「よっしゃ、耳は大丈夫やなぁ~」 (笑)こんな感じ。 南光ちゃんはあの天才、枝雀さんのお弟子さん。 若い頃、京都のスナックでユーミンと出合って意気投合したという話も。 ぷいぷいで、「美術館めぐり」のコーナーの独自の解説がおもしろい。 芸人というのは貪欲に何でも吸収していかはるなぁと思います。 まくらで、中田英寿さんが落語をききに来た話されてました。 「小言幸兵衛」は南光ちゃんにぴったりのネタでした。 今年のトリは、順番で鶴瓶ちゃん。 あ、余談ですが、鶴瓶ちゃんも南光ちゃんも12月の卯年生まれ。 私ひとまわり下ですが、親近感わきます。 「鶴瓶話」は生でも何度も聞いたことありますが、「落語」は初めてです。 この人、落語家やのに長いこと「落語」やってなかった。 松鶴師匠に「お前さんは落語せんでええ」と稽古つけてもらえなかった。 師匠は鶴瓶ちゃんを型にはめたくなかったんでしょうね。 鶴瓶ちゃん談:聞くところによると、亡くなったうちの師匠も 「あいつは泳がせておけ」と言っていたそうなんです。 小朝さんからお声がかかって2002年くらいから、取り組まはった。 今は上方落語協会の副会長さんやとか。 さて、本日の演目は「錦木検校」。 柳家喬太郎さんを聞いて気に入り、挨拶のうえ高座にかけることにした、と。 笑いがないという解説があって、マネジャーさんに聞かせたら寝てたとか、 直前に繁昌亭にかけていい出来だったのに、録音の最後に「あー、よく寝た」という 客の声が入っていた、というまくらがあって本編へ。 確かに講談ネタやけど、なかなかどうして、しみじみしました~。 父に疎んじられ、下屋敷で気楽に過ごしている大名の次男坊、角三郎が、 按摩、錦木と意気投合する。 錦木は身分を隠す角三郎に「あなた様の骨組みは万に一つの大名になる 骨組みでございます」と、消沈している角三郎を勇気づける。 「世辞でも嬉しいぞ。万に一つ、私が大名になった時にはお前を検校に してやるぞ」・・・「検校」というのは、按摩の位で最高の位。 錦木が風邪をこじらせて、長く寝込んでいる間に、 角三郎は父と和解して大名を継ぐが、再会した錦木は喜びのなかで息絶える。 角三郎「お前に出合って、身体も心もほぐしてもらったからこそ、 私は素直になれて、父とも和解ができて、今こうして大名になれたのだ。 お前に大名にしてもらったのに、どうしてお前を検校にさせてくれないのだ。 これからもお前に話を聞いてほしいこと、ほぐしてほしくなるようなことが たくさん私に起こってくるというのに、何故お前は・・・」 もうこのあたりは「芝居」です。”役者”鶴瓶も生きています。 タレント、鶴瓶話、役者・・・やってきたことに無駄はないというのは ほんまですねぇ。鶴瓶ちゃんの「落語」すばらしいです! 落語って、笑う話が基本やと勝手に思ってましたが、 泣かせる話もあるんですね。 最後は手締め、大阪締めで〆まして、何故かクリスマスソングで、 ご陽気に踊るお三人さん。トナカイ姿のお弟子さんも。 クラッカーがはじけて拍手喝采の中、幕が閉じます。 また機会があったら、生落語ききに行きたいと思います。
by dec1224
| 2010-12-12 15:02
| かーちゃん
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