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2008年 02月 17日
人に優しくするって、難しい。 今日、姪っ子が遊びに来た。 ヘンな言い方だけど、姪は無意識に私のことを下に見ている。 それは姪が悪い、ということでは決してない。 私が姪の言うことを何でもかんでも聞いてあげてしまうからだ。 子供はひとつ聞いてあげると、もっともっと、とエスカレートするもので・・・ この人は、いったい、どこまで自分の言うことを聞いてくれるのかを試してくる。 子供にとって、簡単に言うことを聞いてくれるという人は「優しい」というより、 嫌な言い方だけど、「使うと便利な人」なだけなのだ。 私は何でも聞いてあげることが「優しさ」だと、長いこと勘違いしていた。 そして、嫌われたくなかったから。 そんな風に姪じゃなくても、誰かと知り合って、その人と仲良くしたいと思った時から、 私はその相手に対して優しくしようとする。 できるだけ、相手の言うことを聞いてあげたいと思う。 ここで、「気が付くこと」が、ひとつ出てきた。 聞いてあげる。~してあげるというのは、上から目線だ。 つまり、相手のことを思っているようで、実は恩着せがましい心が潜んでいる。 優しいというのは、自分がそうすることが本当に相手の為になるのかどうかということなのに。 また、このタイミングでよいのかどうか、ということも重要だ。 ここぞ、という時だけ。 自分のことはわかりにくいことも、他人のことは冷静に見れたりするもの。 その時には、「冷たい人だ」と思われて、嫌われてしまうかもしれないが、 「NO」ということも必要なのだ。 相手のことをよく見て、理解して、冷静な判断ができるようになりたい。 この時期に、私がさせていただいたことが、相手の為になった時に 初めて「優しい人」になれる。 本当の意味での「優しい人」になることが、今の私の課題なのだ。
by dec1224
| 2008-02-17 22:40
| かーちゃん
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