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2009年 01月 10日
「私の一冊 日本の百冊」という番組で、さだまさしさんのお勧めする一冊は、
池波正太郎の「鬼平犯科帳」最終巻。 もちろん、最終巻だけを読んでも何もわからないから、第一巻から読んで ここまでたどり着いてほしいという願いを込めてという意味だそうです。 この本を選んだきっかけは、毎年ひとりの作家を決めて読むということを テーマにしていた時期があって、ある時ふと池波正太郎にしようと思った。 それで、止まったんだそうです。もうこれでいいや。ずぅっと池波正太郎を ヘビーローテーションで読み返しているだけでいいというくらい惚れ込んだ。 時代小説はSF小説だと教えてくれましたね。 だって江戸なんて誰も行ったことがないし、もちろん僕も知らないし、 池波先生も行ったはずがないんですね。 ところがあたかも自分が江戸の町中を歩いている気持ちになるような 描写をされるとね、僕はもう江戸に住んでいるんですよ。 こんな気分になれるって、SF小説読んで以来だから。 池波正太郎の長谷川平蔵というのは、憧れの人物のひとりなんでしょうね。 男として・・・これを読んだファンは皆そうなんじゃないですかね。 サラリーマンだったら、こんな上司がいたらいいなと思うはずですし、 自分に部下がいたら、こんな上司でありたいなと思うと思うんだけど、 これが悲しいかな、浮世の中の自分の欲得にどうしても負けてしまって、 なかなか長谷川平蔵にはなれないもどかしさを感じている。 鬼平のファンってね、皆同じような思いを持って、自分も一緒に住んでるん ですよね。その物語の中にね。この魅力っていうのはすごい。 私この話を聞いていて、ファン心理って、こういうものだってことを上手く 説明できてるなぁとヘンなところで感心?共感してしまいました。 この人の作品ならずっとヘビーローテーションでいい、とか、 同じような思いをもって、自分も一緒に住んでいる、とか。 これを読んでるとね、池波先生に生きるっていうことはねって、話かけられ ている気がしてるんです。だから、時折恋しくなって、1巻から買いながら 読んでいくっていうのが楽しみですね。
by dec1224
| 2009-01-10 16:50
| さだまさし
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