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2009年 05月 27日
ここにきていうのもなんですが、昨日はまっさんのファンクラブイベントでした。
歌だけでなく、毎年いろんな企画を考えて挑むまっさん。 お芝居、ミュージカル、オールリクエスト、昨年はゲストを招いての「まさしの部屋」 さて、今年は・・・・「落語」でした! お友達の噺家、立川談春さんが「お花、半七」をやってくださり、 その前座にまっさんが、「父さんとポチ」をやってくれました。 今人気の立川談春さんの落語が生で聴けるなんて、なんて贅沢なことでしょう! 落語は”話芸”ですからね、ほんと勉強になりました。(笑) まっさんは大学の時、落研だったんです。”飛行亭つい楽”って名前でした。 「父さんとポチ」は、まっさんの創作。 語の”オチ”にあたる”さげ”をお客さんみんなで言うっていう画期的な企画。 楽しかったですよー この他、さだ企画所属のアーティストのミニステージ。 トークで印象に残ってるのは、 白い犬のCMに出るようになって、女子高生に声をかけられるようになった。 「あ、さださんだー。かわいいーーー」 「やだ、何する人?」 「私は犬になりたいって歌ってる人ぉーー」 「それって、知ってるーー、やだ、かわいいーーー」 『おい、嫌なのか、かわいいーーのか、どっちなんだよっっ』(笑) CMのコンテ見た時、「そこがさだまさし」って・・・ 「これって、尊敬されてるのかな?馬鹿にされてるのかな?」って、マネージャーに聞いたら、 「どっちもなんじゃないですか・・・」って。 インフルエンザの話もしてました。 神戸が悪者になっちゃってるけど、症状聞いてみるとただの風邪じゃん! 今回は、もっと酷い菌が流行ったりする時のための予防のお稽古だったと思おう。 新しい小説の話。 同級生のイラストレーターが、表紙を書いてくれました。 繭から羽化する男の子の絵です。 「アントキノイノチ」ですからね、もちろん”猪木さん”には贈っておきました!(笑) 心の病気になった青年が・・・今は人間関係で心のバランスを崩しますからね。 自分がつまずいたのは、実は小さな石だったって気がつくまでの心の葛藤。 青年が父の口利きで就く仕事っていうのが、「遺品整理業」 僕がこの仕事に興味を持ったのは、たまたま、テレビで観てたの。 それでね、会いに行ったんですよ。その会社の人たちに。 大変な仕事です。誰にでもできるってもんじゃありません。 その仕事をする人の身になって、自ら命を断つのだけはやめようね。 自殺の現場はね、家族の人は行けないよ。えらいことになってるし、辛すぎるって。 他殺の現場はもっと酷いけどね。 そんなに急がなくてもね、あっという間に死んじゃうんだよ。 俺なんか、もうちょっとだよ。 歳とってくるとさ、命の重さっていうの・・・ みんな誰かの役に立つために生まれてきてるんだから・・・ 裁判員制度は反対ですって話。 裁判っていうのは、ちゃんと法律を勉強した専門家が裁くもの。 法律というものは、人間が作ったものだから、不都合なことがでてくるもので、 それを改善していくのが、正当な裁判を行う近道なんだ。 正当な裁判ができないからと、一般国民の意見を聞きましょうというのでは、 法律の専門家が仕事を投げてるのと一緒じゃないか! 政治家の世襲制反対というのだったら、法律家のように政治の試験制を行えばいい。 ※ごめんなさい、この話は私自身がよく理解できていない・・・そんなような意見だったと思う。 間違ってたら、申し訳ない・・・ 新しいアルバム「美しい朝」の話。 「ママの一番長い日」では、美しい朝にある決心をする。 人生はそういう朝が積み重なってできている・・・(だったかな・・・) この曲は「親父の一番長い日」で嫁いだ娘がその後どうなったかを書いた。 スタッフには、「親父の~」と同じメロディーでいいんじゃないですかと言われたが、 作り手の意地があるんです。同じメロディーなら、替え歌になっちゃう。それでは駄目。 ちょっと悲しい歌になっちゃったけど。 「親父の~」は12分半の曲で、「ママの~」は13分半です。 今日は両方歌ったので、2曲で30分!(笑) ファンクラブでだから、できることです。もうないよ。
by dec1224
| 2009-05-27 21:14
| さだまさし
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